高校講座
平成30年度(2018年度)高校講座 実施報告
山梨県立甲府西高等学校
講演テーマ:「将来,グローバルに活躍するために高校で何をすべきか?」
平成30年11月26日

平成30年10月18日,山梨県立甲府西高等学校にて外務省総合外交政策局国際機関人事センターの萩野敦年課長補佐を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 今の自分にはほど遠く,別世界のような国際機関の話を聞くことができてよかったです。一番驚いたのは,努力すれば国際機関で働くことができて,遠い国の人々のために活躍できるということです。そう考えると,遠い国での私自身が解決できない問題も,身近に感じました。
- 現在の日本の社会はグローバル人材が求められはじめていると聞き,危機感と興味を感じました。将来的に活躍できるようにするために,新聞を毎日読む習慣をつけたいです。
- 異文化理解の話をされていて分かりやすかった。国が違うとここまで考え方が違うのかと改めて感じるとともに,異国の人と接するときは文化の違いを埋める努力をしたいと思いました。
- グローバル化が進む中で,自国のことだけでなく貧困問題や紛争地域での難民問題など人類的課題の解決に貢献しようとする人材が求められているということが分かりました。
- 国際情勢のお話では,新聞やニュースで探し,毎日の出来事をメモにとると良いなど,具体的な国際情勢の知り方も教えてくださりました。私にとって少し遠い存在だった“国際”という言葉が,とても身近なものに感じることができました。
- 現在変わってきている雇用の仕方や働き方に,自分がどう対応していくのかなかなかイメージが持てていなかったのですが,国際的な団体を基準とした職業の条件などの説明を聞いて,ジェネラリストではなくスペシャリストを目指していくことが,これからにつながってくることを知りました。
- 2枚の写真を見せてもらったことで,私の心の中にある国際機関で働きたいという気持ちがさらに大きくなったと思います。目をそらしたいぐらい悲しい現状があることをしっかりと知り,世界にある多くの問題を解決する手助けをしたいと強く感じました。
- 外務省というとなんとなく国際関係のことをしているのかなというイメージしかなかったのですが,国外のことはもちろん国内の人向けにどうしたら外交的な仕事ができるかを伝えたりしているのだと知って驚きました。他国の異文化や日本との違いを知って本当の意味の「異文化理解」をすることに興味が湧いてきました。