高校講座

青森県 私立青森明の星高等学校

講演テーマ:「外務省の任務」

平成30年11月19日
(写真1)高校講座の様子(私立青森明の星高等学校)
(写真2)高校講座の様子(私立青森明の星高等学校)

 平成30年10月3日,青森県私立青森明の星高等学校にて外務省国際協力局開発協力総括課の田中智大主査を講師とする高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 外務省は外国のために何かをするというイメージでしたが,実際は全て日本のためにもなるということを知り,とても格好良い仕事だと感じました。私は将来,外務省のように日本のために働ける職業に就きたいと考えています。今日学んだことを心に留め,努力していきたいと思います。
  • 日常生活では高校生が知り得ない生の声を聞くことのできた良い機会だったと思います。外交というのは日頃,テレビのニュースや新聞などで目にするものは氷山の一角でしかなく,その裏では沢山の努力があり,また,外交が及ぼす国際利益は長期的な自国の利益でもあるのだと知りました。
  • 今回初めて外務省についての講座を受けて,今まで外務省への印象はぼんやりとしたものではっきりと知りませんでしたが,その活動はすべて日本の未来につながる活動なのだということを理解しました。世界の安全を守ることに直接関係するような職業なのだということを知り,外務省での仕事への関心が増加しました。
  • 日本はもちろん他の国もより良くするために活動するという非常に大きな役割を果たしているのが外交官の仕事であると聞いて感銘を受けました。
  • 一番印象に残っているのは,講師が外交官として活動するときに,「相手の懐に飛び込む」ことを大切にしているということです。相手の立場を理解した上で自分の立場も明確にするというのは,私も大切にしていかなければならないことだと思いました。
  • 開発途上国への学校建設を外務省が担当しているとは思いませんでした。しかも建設だけでなく,その後の教師の派遣や奨学金の制度なども青年海外協力隊と連携してやっていると知り,その後のこともきちんと考えているのだなと思いました。
  • SDGsが多大な影響を世界に与えられるように私たちも協力していこうと思いました。最も興味を抱いたのは「持続的な支援」についてです。一度きりの支援では断ち切ることのできない負の連鎖を止める働きとして,日本は発展途上国の力となっていることに誇りを持てました。
  • MDGsやSDGsのことは,内容は知っていましたが,その目標によって,極度の貧困の減少や,疫病の対策につながったという実際の数値を見て,外務省や国連が行っている対策の意義を実感することができました。
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