高校講座
平成30年度(2018年度)高校講座 実施報告
香川県立高松西高等学校
講演テーマ:「生きること 学ぶこと」
平成30年11月16日


平成30年10月17日,香川県立高松西高等学校にて外務省大臣官房外交記録・情報公開室の二木孝上席専門官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 特に印象に残った話は,高校生活では自分の才能を真剣に考えるというものです。得意な分野だけではなく,自分の興味のある分野や,身に着けておきたい知識など,多くの才能の引き出しがあるだけ,より活躍の場は広がるんだなと思いました。
- 日本人は控えめであり,本当の意味のコミュニケーションをしていないと知って,日本の知らない面を知ることができました。コミュニケーションとは,本当はお互いの意見を出し合うことで新しいものを生み出すという意味だと知り,これからにつなげたいと思います。
- 外務省に勤めている方々は,何でも知っているということを聞き,私にはそういうのは無理だと思ったのですが,決してそうではなく,何事にも興味を持ち,日々勉強をし,失敗し,学ぶことが大切なのだと教わりました。
- パスポートが海外旅行において大切な物であるということはよく耳にします。パスポートは外国で自分が日本国民であることを証明する物であり,無くしてしまったら自分の存在が無くなってしまうと教えてもらい,パスポートの意味を初めて理解することができました。
- 印象に残っている話は,「自分の切り札」を見つけて身に着けるということです。理系に進む人は文学もでき,文系に進む人は理数もできる。このように周りと違う得意なことを持っている人は,その後の人生で役立つと聞いて,私もそのような人になりたいと思いました。
- 世の中には様々な個性を持つ人がいて,それぞれの人が個性を発揮して社会が成り立っています。自分の個性を伸ばしていきつつ,他の人と個性を認め合い多様性に富んだ社会を作っていきたいと思いました。
- 外交官を志す時に求められることは,国のために尽くす情熱と使命感,それを支える知性,人間としてのタフさと誠実さ,あくなき向上心が必要だということを知りました。