高校講座
平成30年度(2018年度)高校講座 実施報告
栃木県 私立作新学院高等学校
講演テーマ:「君は大谷翔平型,それとも大坂なおみ型?」
平成30年11月6日


平成30年10月16日,栃木県私立作新学院高等学校にて外務省大臣官房外交記録・情報公開室の二木孝上席専門官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 「片足は日本として,もう片方の足はアメリカや他の国の文化などを知った足として生活するべきだ」という言葉がとても印象に残りました。私はアメリカ,ドイツ,日本の3か国に住んできたので,一つ一つの国の違いを知った者として,常に他の国のことも思いながら生活していこうと強く感じました。
- 日本人は,正確性,精密さ,忍耐力が優れているという話が印象に残っています。日本人の苦手な部分で勝負していくよりも,得意な部分を活かしていくことで,ほかの先進国と比べても活躍できるような人材を生み出せると思いました。
- グローバル化が進む中で,多様性を大切にすることが必要だということがよく分かりました。文化はやはり自分の地域や国のもののほうが親しみやすくて,他のものというと遠ざけて考えがちだけど,今の時代はそういうわけにもいかないんだなと思いました。
- 今日のお話の中で,「人との出会いを大切にする」ということにとても共感しました。私は,最近まで全く他人に興味がありませんでしたが,中学2年でアメリカにホームステイに行ったとき,たくさんの出会いがあり,感謝がありました。そのときから,人との出会いを大切にしてきましたし,これからも大切にして生きていきたいと思います。
- 心に残ったことは,「ゆっくり歩く人が遠くまで行く。最短ルートは必ずしも最善のルートではない。」という言葉です。早歩きで行けば,すぐにある一定のところまでは行くことができるが,途中にあるものを見過ごしてしまうことがあるかもしれないというのが印象的でした。将来を考えたときはもちろん,今の生活においても言えることだなと思いました。
- 語学力をアップさせるのには「耳」を使うことが大切だということが,一番心に残っています。先日から毎日英語の曲を聞き始めたこともあり,少し自信になりました。また,「就職のための勉強は続かない」という言葉から,私には社会に出た後にどのようなことを学びたいのか,また,仕事に就いてからどのようなことをやりたいのかと,好奇心を持って勉強に取り組む必要があると思いました。