高校講座

佐賀県立唐津東高等学校

講演テーマ:「外務省,外交官の仕事,夢を実現するためには,グローバル社会での活躍に必要な事」

平成30年10月26日
(写真1)高校講座の様子(唐津東高等学校)
(写真2)高校講座の様子(唐津東高等学校)

 平成30年9月28日,佐賀県立唐津東高等学校にて外務省アジア大洋州局地域政策参事官室の木戸大介ロベルト首席事務官を講師とする高校講座が開催されました。また,同じく地域政策参事官室のコーディ・ウォルシュ書記官(日米外交官交流プログラム・フェロー)が講師として共同参加しました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 国際社会で,条約の制定に関わったり,国際交流をしたりして活躍されている外交官の方に憧れを抱きました。話を聞いていると,何か一つでも言語を習得し,実際に国際社会で働くと,こんなにも大きな世界を感じられることが分かりました。
  • 講師は,「自分の趣味を積極的に極めていくことは,知らない人と交流するときに役に立つ」とおっしゃっていました。英語などの言語を知っておかないと外国の方との交流も始まらないので,力を入れていきたいです。
  • 一番心に刺さったのは,外国語の勉強法についてです。「自分の好きなやり方で」「間違いを恐れずに自分から積極的にしゃべる」この2つを意識して,英語を勉強していこうと思いました。
  • 外務省というのは,日本が外国との関係をうまく維持するためのとても大切な機関であり,そこで働く外交官の人は言語をいくつも話せるなど,様々なスキルが必要で,意志の強い人しかなれない,とても重要な仕事だと感じました。
  • 外務省は,木戸講師やコーディ講師のように,国を超えた様々な方と出会えるところが良いと思いました。現在世界では国同士の対立が起きるなど多くの問題がありますが,お二人の絆のような関係が世界中の国々の間にあればと感じたし,それを実現するための外務省の存在も大切だと思いました。
  • 今回の講演を聞き,ささえる仕事にも積極性が必要だと感じました。「ささえる」は「力を貸す」という言い方があり,力の種類は,本当に様々だと考えられますが,仕事について語られている講師たちは,共に誇りをもち,海外で活躍されている方々を積極的にささえていらっしゃると思いました。
  • 一番印象に残っている話は,東日本大震災の時に実施された“トモダチ作戦”についてです。莫大な数の人員と物資がアメリカから送られてきて,改めて,日本とアメリカの交流の深さを感じました。また,ほかにもたくさんの国から支援が来ており,国を越えての助け合いって,大切なことだなと思いました。
  • コーディ講師が言うには,日本人は英語を学ぶに当たって,間違いを恐れてしまい,話すことができていないところが悪いところだそうです。外国語を学ぶのであれば間違うことは当たり前だと教えていただきました。間違うことにより様々なものを吸収することができ,次につながるのだと思いました。
  • 外務省は,職員が最初の2,3年間留学して,語学を勉強できるシステムというのに驚きました。海外でも働くことができるような仕事に就くのが夢なので,外務省で働くことにとても興味を持ちました。
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