高校講座

富山県立高岡高等学校

講演テーマ:「外交の現場から高校生のみなさんへ」

平成30年9月19日
(写真)高岡高等学校での講演の様子

 平成30年8月28日,富山県立高岡高等学校にて外務省領事局政策課の長徳英晶課長を講師とする高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 印象に残ったのは,英語は目的ではなく手段ということです。私たちは毎日与えられているから勉強をしているのであって,本当の目的は考えたことがありませんでした。しかし,これからは知識を蓄えることがゴールではなく,それをどう活かしていくのかを考えて勉強していきたいと思いました。
  • 「仕事で必要な能力はやっていくうちに身に付ければいい」という言葉が印象に残っています。今できることを精いっぱいやって,自分の可能性を広げていけるようにしたいです。
  • 一言で外国との交渉といっても,外務省だけでなく他の省庁の専門家にも依頼して行うとは知らず,関係する人たちの連携した動きが大切なのだと感じました。
  • 外務省の仕事はとてもきついものだと感じましたが,京都議定書の話など普通の人は感じられないようなやりがいがあり,すばらしい職業だと思いました。
  • 外務省だからといって英語だけが必要なのではなく,社会について理解し,それを伝えるための国語力がより必要になってくるので,英語は道具でしかないということが分かりました。
  • 社会に出ても日々勉強の繰り返しである,すぐには報われないことも多々あるが,大きなことを達成したときのよろこびはひとしおである,などの話が印象に残りました。
  • 東日本大震災の時のオランダとのチャリティ試合や義援金の話を聞いて,たくさんの国に支えられて,今の日本があると感じました。そんな外国と日本との間を取り持つ仕事をしている外務省の方は,本当にすごいと思いました。
  • 私は,国際機関や国際間で働ける仕事にあこがれていたのですが,講師のお話を聞いてますます国際関係の仕事に就きたいと思いました。講師がふるさとに誇りを持つことがモチベーション向上につながるとおっしゃっていたので,富山や日本を大切にしたいです。
  • 外務省の仕事は,私たちがテレビや情報端末などから得る海外の情報の量・質とは比べものにならないほど,海外の人々のあたたかさ,文化のおもしろさなどの情報を得られることが分かりました。
  • 印象に残ったのは,高校英語だけで国連の会議で話すことができるという話です。高校での英語の勉強はおろそかにしてはいけないと思いました。
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