高校講座
平成30年度(2018年度)高校講座 実施報告
国立東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校
講演テーマ:「中東で活躍する日本の音楽-音楽が築いた友好関係-」
平成30年7月27日


平成30年6月28日,国立東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校にて外務省中東アフリカ局中東第二課の安藤強士主査を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 中東では,クラシックが人気になってきておりホールなどが建設されているが,まだまだ国内には演奏者が少ないから,日本政府や藝大の卒業生が支援していることを知りました。私ももし役に立つのなら,派遣されて演奏したり,現地の子供などに教えたりしたいです。
- 日本の音楽家が,西洋の音楽にあまりなじみのない国でクラシック音楽の演奏をしたというお話を聞いて,音楽家も国際交流に貢献できるのだと視野が広がったように思いました。
- 音楽は,言葉では伝わらないことが伝わる。そして外国の言葉が分からなくても音楽で通じ合える。そんなことを講演で感じました。
- サウジアラビアにオーケストラが派遣されて国と国の国交を左右する演奏会になったと聞いて,やはり音楽は国境を越えられるものなんだなと思いました。
- 中東の国々にも音楽の輪は広がっていて,将来自分も行くことになる可能性もなきにしもあらずだということも分かったので,無関心ではダメだなと思いました。
- サウジアラビアでの演奏会の話で,中東=クラシックというイメージが元々なかったので衝撃的だったし,すごく好評だったというので,クラシックの良さを多くの人に知ってもらえたというのが,うれしかったです。
- 日本の伝統楽器である箏の素晴らしさを海外の人達にも知ってもらいたいと思っているので,中東での活動にとても興味を持ちました。