高校講座
平成30年度(2018年度)高校講座 実施報告
神奈川県 私立相模女子大学高等部
講演テーマ:「外交官の仕事について」
平成30年7月19日

平成30年6月18日,神奈川県私立相模女子大学高等部にて外務省国際協力局専門機関室の小川寛人事務官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外交官を経験した方でないと分からないことを,よく聞くことができました。大使館にいる方は,日本の首相が来たときにすばやい対応をしなくてはいけなかったり,ただ外国語が話せるだけでなく,総合的な力が必要だと思いました。
- 外国で勤務しているときに,総理大臣が来たときの対応,飛行機の手配,外国からの支持を得るために親睦を深めたりするなど,本当に重要なことを裏でやっているということを学ぶことができました。
- 外務省の仕事は,英語力などはもちろん,他にも社会性や興味関心をもつことは重要だということを学び,また,人との信頼関係も大切にしないと,欲しい情報が得られないと言うことなので,人との信頼関係を大切にしようと思いました。
- 「外国語は試験に合格するためのものではなく,日本語の話せない人とコミュニケーションをとりたいから勉強する」という話が,一番心に残っています。
- 日本の代表として,外国の人に日本の良いところを伝えるためには,どう伝えればいいのか言葉に気をつけているというお話を聞いて,外務省の人は,日本を背負って他の国の人と関わっている責任感がとても大切な仕事なのだなと感じました。
- 印象に残っていることは,日本政府の意向を相手国政府に伝達し,交渉・協議などをするとき,相手国の言語で話をしなければいけないことと,日常的に友好関係を築いておいて,いざという時に,日本と相手国とのパイプ役として働くことができなければいけないということです。
- 一緒に現地の人と生活・仕事をすると思考がよく分かり,その思考を知るとどうすれば自分の意思が通じるのかや仲良くなれるのかが,体で分かるのはいいなと思いました。