高校講座

千葉県 私立東邦大学付属東邦高等学校

講演テーマ:「外交の裏舞台-香港・台湾での勤務-」

平成30年7月18日
(写真1)私立東邦大学付属東邦高等学校
(写真2)私立東邦大学付属東邦高等学校

 平成30年6月21日,千葉県私立東邦大学付属東邦高等学校にて在香港日本国総領事館の御澤真一郎副領事を講師とする高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 講師の経験談や,選択力・客観力・適応力を身につけることが大事だというお話,さらに何か大きな目標を達成するためには,細かく小さな目標を設定して,それを一つ一つこなしていくなど,今後に役立つようなお話で,すごく勉強になりました。
  • 外交官という仕事は,普通では出来ないような貴重な機会を得られたり,世界中のいろいろな国や地域の方々と意見を交換できたりと,とても素晴らしい仕事だと思いました。華やかな印象が強い一方で,見えない努力が必要なことも分かり,一生勉強をし続けるというのは,何よりもカッコイイと感じました。
  • 日本人同士でさえ,トラブルや誤解が生じてしまうこともあるのに,文化も言語も全く異なる,外国人と良い関係を保つことは難しいと思いますが,日本人が自国と相手の国のこと双方を理解し,日本人目線ではなく,第三者の視点を持つことが重要なのだなと実感しました。また他国の文化や言語をよく知ろうと思う知的好奇心を常に持つことが大切だと思いました。
  • 外務省に勤めるために必要な「力」を知ることができました。「世界」に視野を向け,自ら進んで世界の未来を切り開こうとする意志だけでもまずは見習おうと思います。強い意志,大きな好奇心を持って生きていこうと思いました。
  • 今まで外務省と聞くと自分とは遠いものであり,学校の授業やテレビのニュースなどでしか触れることがなかったけれど,実際のお仕事の内容やニュースの裏側で起きていることに尽力している方のお話が聞けて,以前よりも身近に感じることができるとてもよい機会になりました。
  • 私は,メディアに関することにとても興味があるので,他国で起こっている最新の情報にアンテナを張ったり,他国の文化を実際に体験したり,自国のことを発信していく外交官の仕事にとても興味を持ちました。私も日本のことを発信していくような仕事に就きたいです。
  • 海外で働くためには,とにかく外国語や外国の文化を学ぶことが大切だと思っていましたが,そのことばかりを気にしていて日本のことを学ぶ大切さを見落としていました。海外に行ったら日本人は日本のことをみんな知っていると思われるというお話を聞き,なるほどなあと思いました。
  • 海外からの観光客が増え,これから外国の人々と交流する機会が増えていく中で,情報を選択する客観的な目を持つ適応する力が必要だという話は,特にこれから社会人になる私にとってとてもためになりました。
  • 外交官と一重に言っても様々な種類の仕事があったり,それをこなしていかなければならず,決して楽な仕事ではないものの,様々な国の人と交友関係を持ち意見交換できたり,歴史に関わったりすることができるなど楽しめることも多い仕事だということも学べました。
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