高校講座

高知県立山田高等学校

講演テーマ:「外務省の仕事 国際社会と日本」

平成29年7月14日
(写真1)高校​講座 山田高等学校

 平成29年6月1日,高知県立山田高等学校にて外務省国際協力局地球規模課題総括課の岡垣さとみ上席専門官を講師とする高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 外務省に入ると,世界各地の大使館に勤務をしたり,訪問したりしなくてはいけず,いろいろな国の言語はもちろん「文化」や「習慣」も知識としてなくてはなりません。外務省の人の行動が私たち日本と世界の国との交流や友好関係を保つ一つの鍵だと感じました。
  • 人の欲というものがあるかぎり,世界の平和は実現しません。ですが,少しでも多くの人を救える方法があるのならば,自分たちだけどんどん発展して豊かな生活をおくるのではなく,苦しんでいる人の気持ちも考えて助けてあげるべきだと思いました。
  • 世界津波の日が日本人の活動で作られたなんてすばらしいと思う。3.11の東日本大震災の津波の被害の大きさも,僕たちが伝えていかなければいけないと思った。
  • 外務省や外交官の仕事は外国に行ったり外国から訪問してきた人たちと交流することくらいにしか認識していなかったのですが,会談などで話している人の後ろで通訳をしているのは全員外務省の職員だったりといったことを聞いてすごく驚きました。あまり目立たない仕事だけど,やっていることはとても大きなことなんだなと思いました。
  • 一番驚いた話は,世界トイレの日の話です。3人に1人が満足にトイレを使えないという事実を今回初めて知りました。海外では衛生面や清潔面が良くないといったことは知っていましたが,具体的な数字を出されると,より現実感が増しました。
  • 学校に行けない子どもたちが,6100万人もいることを知りました。だから私は学校を,安心して学べる環境をつくってあげたい。私は本当に恵まれているので,この幸せを次は与える側になりたい。なので,外務省という仕事も視野に入れて考えたいと思います。
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