外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)高校講座 実施報告
秋田県 大曲高等学校
講演テーマ:外国で働くこと 外交官の仕事
平成26年11月13日


平成26年11月13日,秋田県大曲高等学校にて外務省欧州局中央アジア・コーカサス室 保坂英輝外務事務官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 今まで関心がなかった,日本の外交について考えさせられました。外務省は日本と世界の国々の関係を築いているだけでなく,現地の支援にも貢献していると知りました。
- ニュースや新聞の報道だけでは分からない,外務省の仕事や外交の様子がよく分かりました。
- 堅苦しい内容だと思っていましたが,写真や現地のエピソードなどとても興味深かったです。
- 規模が大きく責任が重い「世界」の仕事でも,一番根底にあるのは「好きなこと,好きなもの,チャレンジする心」だと知って,どんなことにも生かせる教訓を学ぶことができました。
- 途上国の開発支援と地球規模の問題の解決に興味を持ちました。貧しい生活を送る子どもたちのために学校を建設することや,そういった地域の保健・医療問題への取り組み,そして環境分野での途上国支援など,人々が少しでも良くなるように行動することは決して簡単な事ではないけれど,重要だと思いました。
- 日本人の振るまい1つで世界中に味方が増えるということが印象的だった。
- 先人が築き上げた「日本人の誠実さ」が外国に対し良いイメージとして根付いていること,積極的に救援に取り組んできたことから,日本で何か起きて困ったときでも全力を尽くしてくれる国がたくさんあるのだと知りました。
- 「言葉は最強のコミュニケーション」と「外国で働くことは新しい世界との遭遇」という2つの言葉がとても印象に残りました。
- 「自分は英語が話せないから外国での仕事は無理だろう」と決めつけていましたが,「得意技」と「専門性」があれば言葉はいらないと聞いて考えが変わりました。
- ロシアや中央アジアの文化は,未知のことが多く文化の違いに驚きました。肌でその違いを感じてみたいと思いました。
- 一番印象に残っているのは「1万時間」の話です。天才と言われる人は圧倒的な努力によって結果を出しているのだと知り驚きました。人並み外れた努力をする事で,人並み外れた結果がついてくるという言葉が印象的でした。
- 日本は農業や工業で高度な技術を持っているので,他国に技術援助や開発協力をしていくことでより付き合いの幅が広がると思いました。