外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
横浜市立横浜商業高等学校の皆さん
平成26年11月10日

平成26年(2014年)11月10日(月曜日),外務省に神奈川県横浜市立横浜商業高等学校の皆さん(1年生37名,引率教員2名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員(横浜市出身)より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- どうして外務省で働こうと思ったのか?
- 語学を勉強するためにやっていたことは何か?
- 外務省員の大まかな1日のスケジュールは?
- 勤務する大使館によって給料は違ってくるのか?
- どうしてラオス語の専門家になったのか?
- 女性にとって働きやすい職場か?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 入り口に荷物検査のスペースがあった。
- 思ったより広かった。
- 内装がとてもキレイで,仕事をしやすい環境が整えられていると思った。
- すれ違った人達が「せかせか」しているより,「活き活き」していたので良い印象になった。
- (イ)記者会見室
- とても興味深かったので,今後TVで注意してみたいと思った。
- 会見台がアップダウンしたり,銀のレフ板が置いてあったり,多機能だった。
- (ウ)国際会議室
- とても大きくてきれいだし,環境も良い。世界のトップが集まる場所なので,感動した。
- 同時通訳ブースは1つだけかと思ったら,4つもあったこと。
- (エ)省員の話・様子
- 勤務する国(大使館)によって給料が違い,またそれが法律で決められていること。制度がしっかりしていて良いと思った。
- 語学を勉強するための研修期間がちゃんとあること。
- 女性職員が25%ほどいること。女性が働きやすいこと。
- 外務省に採用される倍率は約10倍であること。
- 外国との関わりがどんなものなのか分かって良かった。とても分かりやすかった。
- 外国語の必要さ。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- 訪問する前は少し堅いイメージがあったが,女性も多く勤めているし,たくさんの設備を見ることができたので,少し外務省が身近に感じられた。今までより少し興味を持ったので,HPを見てみようと思う。また時間があったら来たいです。
- 実際に来てみて,外国と本当に関わっているんだなと実感することができた。
- もっと堅いイメージがあったが,働いている人も親切で明るいイメージになった。本当に見学できて良かった。もっと色々な国について調べて行きたいと思った。
- 実際に働いている人達を見て,皆さん世界と日本の関係のために頑張っているのだということが分かった。
- 記者会見をやるための部屋を生で見られてよかった。やはり設備が素晴らしく,こんな場所で働けたらさぞ嬉しかろうと思った。
- 今回の訪問でたくさんの話をしてもらい,外交について働いていると分かり,とても立派な仕事だと思った。外務省の仕事や外交問題についてたくさん学ぶことができた。
- いつも日本のため,私達のためにありがとうございます。
- 外務省は日本にとってすごく大切なんだと思った。
- 外務省って自分から遠いイメージがあったが,話を聞いていると皆が頑張っているので,自分も力になりたいと思った。
- 今まで全然イメージがわかなかったけれど,どんなことをする機関なのか知ることができて少し身近になった。外務省ってスゴいところだなと素直に思った。
- 中高生にもっと省・政府のことを知ってほしいと私も思うので,より分かりやすいメディアの報道がTVなどであったら良いなと思った。