外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
福岡県立福岡高等学校の皆さん
平成26年10月28日

平成26年(2014年)10月28日(火曜日),外務省に福岡県立福岡高等学校の皆さん(1年生34名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員(同校OB2名,OG1名)より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 今まで一番大変だった仕事は何か?
- どうして国家公務員になろうと思ったのか?
- 文化や歴史の違う他国と関わる上で大切なことは何か?
- 外務省で働いていて,やりがいを感じる時はどんな時か?
- グローバルな人材になるために必要な資質とは?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)記者会見室
- 会見台に顔写りを良くするための発砲スチロールの銀板が置いてあること。
- ほぼ毎日定例記者会見が行われていること。
- (イ)省員の話・様子
- 外務省の仕事内容についての説明。通訳も仕事の一部だということ。
- 日本と外国との関係を少しでも良くするために一生懸命仕事していること。国際関係維持のために頑張っていること。
- 相手の立場で物事を考えることが大切だということ。
- グローバルな人材に必要なことについて。
- 外交官の人達が記者会見や重要な会議などを支えていること。
- コミュニケーションの大切さや「ありがとう」と言われたときにやりがいを感じるという話。
- 外交官になるためには,英語はもちろん日本を知ることが大切だということ。
- 外務省で働きだしてからも相手国との関係をより良くするために言語を学んだり,文化を学んで行くこと。
- (ア)記者会見室
- (2)感想・意見など
- 今まで何も知らなかったが,外国の文化を勉強したり,異国の人とコミュニケーションを取ることはとても興味深いということが分かった。
- 日本のことをよく考えるだけでなく,他国のことも考えてくれているのだなと思った。自分も世界に関わる仕事がしたいので,待っていて下さい。
- 外務省の仕事は自分のしたいことと全く同じで,とても将来のビジョンのようなものを描くことができた。とても勉強になった。
- 外務省で働いている人達が,とても熱心に働いていることが分かった。とても有意義な時間だった。
- もっと厳しいところかと思っていたが,外務省は人と人とのつながりを大切にしていて,自分達にも優しく接してくれたので印象が変わった。
- 実際に省員から話を聞いて,自分たちが普段ニュースで見たり聞いたりしていることが行われていることを改めて実感できた。国・世界に関わりたいという思いが強くなった。