外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
西宮市立西宮東高等学校の皆さん
平成26年10月3日

平成26年(2014年)10月3日(金曜日),外務省に兵庫県西宮市立西宮東高等学校の皆さん(1年生20名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員(西宮市出身)より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 外交官をやっていて一番大変だったことは何か?
- 今まで行った国で一番楽しかった国はどこか?
- 語学研修の内容はどのようなものだったのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- セキュリティーがしっかりしていて,中もキレイだった。
- 警備の人や廊下で会う人に挨拶したら,気持ち良く挨拶してくれた。
- 国際会議室の中にガラスばりの同時通訳ブースがあったこと。同時通訳は1人ではなく,2,3人で交代していること。
- (イ)記者会見室
- 会見台が上がったり下がったりすること。
- 記者会見室にも同時通訳ブースがあったこと。テレビを見ていても分からない裏側を知ることができて,うれしかった。
- マイクやケーブルが置いてあり,生放送ができるようになっていてスゴいと思った。普段テレビの中で見ている風景が目の前にあって,不思議な感じだった。
- 会見が頻繁に行われていること。
- (ウ)省員の話・様子
- 外交では国と国だけではなく,人と関わるときも大切だということに改めて気がつかされた。
- 話をしてくれた省員のとても柔らかな物腰と考え方がスゴく印象に残った。日本の盆栽が海外で人気がある話に驚いた。
- 各国と友好関係を保つためにコミュニケーションをしていること。
- 女性職員が思ったより多く,女性もたくさん活躍していること。
- 海外にいることによって,日本の良いところ悪いところが分かること。海外の人達と比較することで,差を見つけることができるのだと思った。
- 大統領の通訳をしたりすること。
- 語学研修がとても大変そうなこと。普通の勉強だけではなく,実際に現地の人がいる場所に足を運んで経験を積んでいたこと。
- 日本は世界に誇れるものを持っているのに,それを活用できていないこと。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- 外務省の人って,すごくお堅いイメージがあったが,実際は全然そんなことはなく,すごく柔らかい人だったので驚いた。とても話が面白くて,もっと聞いていたいくらいだった。普段人の話を聞くのはすぐに飽きてしまう性分なのだが,すごく面白かった。
- たくさん記念撮影させていただき,ありがとうございました。また,お話もすごく興味深かった。外国に関わる仕事に興味を持った。
- 外務省のことを知って,このような仕事や施設があるのだと実感できた。とてもためになる話も聞けて良かった。今日のことを将来に生かしたいと思う。
- 貴重な体験ができて良かった。省員の話を聞けたこと,記者会見室を見学したことなど楽しかった。後輩達もぜひ経験できたら良いなと思う。
- 質問が少なくてすみませんでした。外務省について,また調べたりしたいと思う。
- 研修時の苦労など,生徒達に分かりやすく非常に丁寧に説明してもらえた。西宮市出身ということで身近に感じることができた。(引率教員)