外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
私立自修館中等教育学校の皆さん
平成26年9月24日

平成26年(2014年)9月24日(水曜日),外務省に神奈川県私立自修館中等教育学校の皆さん(中学1年生1名,中学2年生3名,中学3年生4名,高校1年生4名,高校2年生1名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (4)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 各国の情報の集め方はどのような方法なのか?
- 外務省での通訳の仕事はどのような仕事なのか?
- 外交官になるためにどのような能力,資格が必要か?
- 大学・高校時代にどのような勉強をしてきたのか?
- 通訳の仕事につくために,日常的にどのようなことをしてきたのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 若い職員が大勢いた。
- 大臣専用のエレベーターがあった。
- 思ったよりも雰囲気が暖かかった。
- 「働く女性のための休息室」など,女性でも安心して働ける設備があった。福利厚生がしっかりしていた。
- 陸奥宗光像や鳩と子どもの像(顕彰の像)
- 外務省が思った以上に大きくてビックリした。
- 中庭が本格的で驚いた。
- 記者会見室の裏話。
- 「日本」という感じを思わせる内装や設備。
- 外務省内に医務室があり,予防接種などを受けることができる。
- (イ)省員の話・様子
- 外務省で働くために必要な語学力。
- 直接働いている人の話を聞いたことで,外務省という国家機関で働くことの大変さを知ることができた。
- 外務省の中でも色々な仕事があること。いつも外国語ばかりで大変かと思っていたが,日本での仕事もあること。
- 外務省員が同時通訳をする機会は少なく,ほとんどは逐次通訳であること。
- 職員の方がみな真剣そうだった。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- 役所等についてはあまり親しみがわいていなかったが,日本と外国とを結ぶ大切な役割があるということが分かった。
- 将来のことを考える良い機会になった。
- 堅いところが多いと思っていたが,人や建物など柔らかいところもあった。外交にかかわっていきたくなった。
- 外務省の中というのを想像したこともなかったが,中庭や像などとてもキレイだった。めったに経験のできないことができた。1日ありがとうございます。
- 外務省という特定の場所の通訳業務について知ることができて良かった。
- 今日はテレビでよく見るが普段入れない場所に入れて感動した。
- 生徒達にとってとても良い経験になったと思う。(引率教員)。