外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
私立目白研心高等学校の皆さん
平成26年9月1日

平成26年(2014年)9月1日(月曜日),外務省に東京都私立目白研心高等学校の皆さん(1年生4名,2年生6名,引率教員2名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 外交官になるためにはどのような勉強が必要か?
- どのような人が外交官に向いているか?
- どのような国で勤務したか?何か国くらい赴任するのか?
- 大使館を作るか作らないはどういう基準で決めているのか?
- 現地の人との交流で困ったことはあるか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 働く女性のための休憩室など,とても職員想いのところがすごく良かった。
- 日本庭園があったこと。
- 廊下や様々な場所が広く,設備が整っていたこと。
- 記者会見室に色々な工夫がなされていること。
- (イ)省員の話・様子
- 訪問するまでは外務省といってもはっきりしなかったが,省員の話を聞いて,知らなかったことを知ることができた。
- 話せる言語が多いこと。
- 世界を視野に持つ組織であること。
- 日本の外交が大勢の職員の努力で成り立っていること。
- 省員の現地での体験談はすべて驚きだった。国や世界のために働いていることが実感できた。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- 今回は外務省を訪問できたことでたくさん話が聞けて,良い経験となった。あと自分は将来通訳になりたいと思っていたので,同時通訳の部屋を見学することができて,とてもうれしかった。
- 職場にお招きいただきありがとうございます。今回の訪問で,日本の文化や政治について良く理解することができました。
- テレビで見たような場所があってとても興奮した。今まで深く興味があったわけではないが,とても興味がわいた。
- 今日はとても貴重な経験をさせてもらった。とても役立った。また来たいです。
- より海外への興味が深まる外務省訪問だった。将来は世界まで視野を広げて働きたいと思う。
- 訪問して実際にニュースで見る記者会見室や国際会議場,そして省員の話に感銘を受けた。本日は興味深い話をありがとうございました。将来に活かしていこうと思います。(引率教員)