外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
私立昌平中学校の皆さん
平成26年8月27日

平成26年(2014年)8月27日(水曜日),外務省に埼玉県私立昌平中学校の皆さん(2年生30名,引率教員2名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員(埼玉県出身)より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 仕事のやりがいは?
- 年収はいくらか?
- 英語以外で話せる言語はあるか?
- この仕事を始めたきっかけは?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 外務省の建物が昔からあったこと。
- バリアフリーなどが使われていたこと。
- 廊下などにゴミがほとんどなかった。
- 建物が予想より大きかった。廊下が広いことにびっくりした。
- (イ)記者会見室
- 会見台が上下に動くこと。会見台の後ろに世界地図があること。
- 外務省の中に記者が常駐していること。HPに詳細な会見の内容が掲載されていること。
- (ウ)国際会議室
- 国際会議室の机にそれぞれマイクがあったこと。
- それぞれの席にある投票用のボタン。賛成反対は挙手でやると思っていた。
- (エ)省員の話・様子
- 世界とのかかわり合いの深さのおかげで,平和でいられることが分かった。
- 人によって覚える言語が違うのに驚いた。
- 外務省で働くのに外国語が話せるようにならないといけないので,大変だなと思った。
- 残業が多いという話を聞いて,大変だけれどやりがいのある仕事だと思った。
- 日本が海外で役立っていること。外国との交流を大切にしていること。
- 仕事内容の説明。日本だけでなく,外国のこともしっかりと考えていることが分かった。
- 外交の仕事は難しく,たくさんの人が努力していること。働いている人の大変さが分かった。
- 外交官の人達も命がけで現場に行っていること。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- てっきり少しこわい所だと思っていたけれど,いい所だった。また来てみたい。
- 今まで外務省と聞いても,すごく偉い人がいる職場としか分からなかったけれど,すごく話しやすい人が多いと思った。日本を代表する仕事なので,日本を引っぱって行ってほしいです。
- 今まで何をしているのかも分からなかったけれど,外交に行って命を落とす人もいることを知った。今日来てみて,外務省のことがとても良く分かった。これからも頑張ってください!
- いろいろなことが聞けて勉強になった。たくさん見たり聞いたりできて良かった。
- 外務省にいる人は英語が話せてスゴいと思った。
- 大臣専用のエレベーターがあることにビックリした。本日は貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。