外務省を知るためのイベント
平成26年度「子ども霞が関見学デー」開催報告
展示プログラム
1.「世界のオモチャ・民芸品」
(8月6日,7日両日とも10:00~16:00)


オモチャや民芸品,楽器などを通じて世界の文化を感じてもらうことを目的に,本省及び在外公館(大使館や総領事館)から集めたオモチャ,民芸品などを組み合わせて地域別に展示し,それぞれに説明書きをつけて,小学生の皆さんにもわかりやすくアレンジしました。「アジア,欧州,北南米地域」の部屋では,インドネシアのアンクルン(竹製楽器)にでんでん太鼓(エテック・エテック),ラオスの竹笛などの楽器のほか,メキシコのけん玉などの玩具,インドネシアの影絵人形,トンガのココヤシの葉や木の皮で作られたバッグやイヤリング,フィジーの貝殻のネックレス等の民芸品,さらにはメキシコの民族衣装やサッカー・ブラジル代表ユニフォーム等を展示,試着して楽しんでいただきました。「欧州,アフリカ,中近東地域」の部屋ではロシアの入れ子人形「マトリョーシカ」は大人気。大小4種類を揃え,順番待ちも。展示品ではエジプトのランプ,城門の鍵等のアンティーク品からギニアのニンバ(木彫りの仮面像),三猿(見ざる,聞かざる,言わざる),南アフリカの組木工作(動物)等の民芸品に加え,アラブ首長国連邦・ドバイのクリスタル(ブルジュ アル アラブ)が人気でした。


以下,「世界のオモチャ・展示品」をご覧になった方のアンケート回答の一部を紹介します。
- 笛がおもしろかった。
- 初めてですが,親子ともにとても楽しかった&勉強になりました。
- 展示品を触って遊べてよかったです。
- マトリョーシカは大きかった!
- 職員がとてもフレンドリーだった。
- また来ようと思うためには,違う切り口の展示などあると良いです。
- 内容は今のままで良いので,さらに多くの国,地域を取り扱ってほしい。
2.「JICA地球ひろば~食から見る世界とのつながり~」
(8月6日,7日両日とも10:00~16:00)


JICAからの展示物により,参加者に開発途上国のくらしや文化を体感しながら,私たちのくらしとのつながりを考えてもらいました。
「食からみる世界とのつながり」をテーマとして,お弁当の模型を元に,おかずに使われている食材の輸入元と輸入率を紹介したり,すしネタがどの国からきているのか当てる「寿司ネタクイズ」のほか,お好み焼きの材料の輸入国を知る展示を行いました。いろいろな国の民族衣装を試着したり,民族楽器を実際に鳴らしてみたりすることもできました。また「身近な暮らしを振り返ろう!」との観点から,国別で1週間に1人が出しているゴミの量,重さを再現した袋を実際に持ち上げることで実感できるような展示も行いました。
以下,「JICA地球ひろば」をご覧になった方のアンケート回答の一部を紹介します。
- 手作りのマスコットがとても上手にできていたと思います。
- 国内自給率に関して,分かりやすい展示だった。
- 実際に民族衣装が着られて,子どもがよろこんでいました。
- すしネタクイズはむずかしくて,とても勉強になった。
- 自分たちが普段食べているものは外国のものが多いと知って,子どもがとても驚いていました。
3.「国際交流基金『地球を開けよう』」
(8月6日,7日両日とも10:00~16:00)


クイズ「文化でつながる日本と世界」には,500名を超える子どもたちが挑戦!また、参加型展示「あなたが世界の友達に伝えたい日本の文化」では,日本食やマンガのほかに,ゴミの分別や時間に正確な鉄道など,いろんな「日本の好きなところ」「よいところ」を考えてくれました。
以下,「国際交流基金~地球を、開けよう。~」をご覧になった方のアンケート回答の一部を紹介します。
- 子ども目線で話していただけて良かったです。
- 日本は良い国だと改めて感じた。
- 日本の文化を書いて木にするのはよいと思った。