外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
会津若松市の高校生の皆さん
平成26年7月28日

平成26年(2014年)7月28日(月曜日),外務省に福島県会津若松市より高校生の皆さん(3年生5名,2年生7名,1年生2名,引率者4名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- アフリカ等に対する政府開発援助の内容,具体例について。
- 日本は世界からどのような援助を受けているのか。
- 外務省の仕事に就いてから,外国の印象はどのように変わったか。
- 外国(特にアフリカ地域)はどのような課題を抱えているのか。
- 外務省に勤めてよかったこと,また苦労したこと。
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- なぜ陸奥宗光像が建てられたかについて知ることができた。
- 国際会議場はとても厳粛な場所だった。
- 女性の職員が多くいることに驚いた。
- (イ)記者会見室
- 記者会見室は様々な工夫がされていた。
- 記者会見は重大な時だけ行われるかと思っていたが定例記者会など,毎日のように記者会見が行われている事があることを初めて知った。
- (ウ)省員の話・様子
- 報道では感じられない仕事の思いが理解できた。
- 日本のために,外国のために活動しているのだと知れた。
- 様々な援助をしているのだと知った。
- 自分がテレビなどを見て判断するよりも実際に話を聞けてよかった。
- 外交官となって世界へ行くことで,日本を見つめ直す事ができたという話が印象的だった。
- ODA(政府開発援助)の活動に感動した。
- 実体験に基づく話が聞けて勉強になった。
- 今まで何をしている所なのか具体的にわからなかったが,今回詳しい話を直接聞くことが出来てよかった。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- 外務省見学によって新たな発見ができた。
- 外務省の方は大変なのだと思った。
- 外務省は世界と交流し,様々な事に携わっているのだと感じだ。
- 外国人ばかりという印象だったが日本人もおり,若い人も活躍していた。
- 日本は様々な面からアフリカの国々に援助をしているが,その分震災の時には他の国が支援してくれているということが印象に残った。