高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
岐阜県立益田清風高等学校
講演テーマ「外交の意味・グローバル化社会に生きるとは」
令和3年1月25日


令和2年11月13日、外務省と岐阜県立益田清風高等学校の間において外務省中東アフリカ局中東第一課の小川寛人主査を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外務省の仕事は、外国への医療などの援助しか思い浮かばなかったけれど、ジェンダー問題への対策、自然、教育など、自分が思っていた以上に世界とつながりがあることを知ることができました。
- 「外交」というツールのおかげで、日本と外国の間に信頼できる友好関係が築かれているのだと思うと、外交官というのはすごい仕事だと思いました。広い世界を見ることができて、新しい価値観や色々な考え方に触れられることに率直に楽しそうだという印象を受けました。
- これから今まで以上に外国とのつながりが深くなり、外国人とも関わることが多くなるということで、今まで以上に英語が必要とされることが分かりました。私ももっと英語を理解し、誰とでも話せるようにコミュニケーション能力を高めるべきだと思いました。
- 自分たちがよりよい日本をつくるため、海外の人と関わっていくためには、自分たちが住む日本の歴史・文化をまずは知ることが大切だと分かりました。そして「みんな違って当たり前」という精神を持ち、今後グローバル化する中で、海外のことも積極的に知りながら、いろいろなことにチャレンジしていきたいと思いました。
- 日本の評価は、国内での頑張りを周りの国が評価して決まっていくのかと思っていましたが、それだけではなく、海外への貢献活動に対して、国が評価されることもあると分かりました。
- 外国が今どのような状況なのかや、日本と世界の関わりなど、国際情勢について学校のクラスという例で分かりやすく理解することができました。日本が外国のために支援をしたり、日本人を派遣したりしているのは、万が一どこかの国で日本の自由や権利を侵害するようなことがあったときに、助け合ったり信頼できる仲間(国)が必要で、その仲間を作るために「外交」をしているということが、とてもよく分かりました。