高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
岐阜県立長良高等学校
講演テーマ「いつか貴方も携わる外交」
令和3年1月21日


令和2年11月12日、外務省と岐阜県立長良高等学校の間において在オマーン日本国大使館の菅野守参事官を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 私は、外国語を話すことができないからと、今まで外国と距離を置き、国内にしか目を向けていませんでしたが、日本が外国から信頼されていることを知って、嬉しく思うとともに責任を感じました。いつまでも外国のことを遠ざけていてはいけないと思いました。
- 大使館は日本人の安全を確保したり、外国と条約を結ぶのに関係したりしていると思っていましたが、それだけでなく、経済協力や他国の間の仲介役も担っていると知りました。また、以前テレビで自衛隊が海賊船の対処をしているのを見たのですが、そこにも外務省が関わっていると聞いて驚きました。
- 外交には世界史を勉強することが大切だと思っていましたが、まずは自分の国のことをよく知ることが大切だと気づかされました。その上で外国の文化についても知り、両方の知識を持つことでより良い信頼関係が築けるとわかりました。これからも日本人として外国の人から尊敬される行動をとっていきたいです。
- 外交官をする上で一番大切なことは、コミュニケーションだと今回の講演でよく理解することができました。また、中東と日本の関係がよく分かりました。日本のエネルギー自給率の低さは大きな問題だと思うので、変えていかなければいけないと思いました。
- イラク戦争時の外務省の仕事の大変さや、難しそうなアラビア語の勉強、それを生かした通訳の仕事など、普段はなかなか聞くことができないような話を聞くことができ、とても興味深かったです。
- オマーンが日本にとって貿易や資源などで非常に大切な国だということがわかりました。また、今のうちから日本の伝統文化などを知っておき、将来外国の人と会話をするときなどに共有できるようにしたいです。