高校講座
令和元年度(2019年度)高校講座実施報告
東京都 私立創価高等学校
講演テーマ:「人の違いは出逢いの違い」
令和2年1月21日

令和元年11月11日,東京都私立創価高等学校にて外務省大臣官房公文書監理室の二木孝上席専門官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外交と一口で言っても,結局は人間と人間の関わりだからこそ,様々,多岐にわたる外交のやり方があると思いました。外国から見られる日本人という話も興味深かった。
- 講師のお話は,ユーモアにあふれており,非常に楽しく感じ,文化の異なる様々な人と関わる外交官という職業は,知識が豊富なだけではできないと思いました。
- 今回の講演を通して,高校時代の日々の過ごし方,人生をいかに楽しみ,自分がどのような仕事に就き,それをどのようにこなしていくか,外交とはどのようなもので,それをこなす人はどのようなスキルが必要か,異文化の人と交流するにはどうしたらいいのかを学ぶことができ,今後の人生に生かしていくことができると思いました。
- 「外交官にとって食はとても大事なものだ。『おいしい食べ物は人を妥協させる』という言葉があるように,外交と食は密接に関わっている。」という話で,なぜトランプ大統領が日本に来た時,総理はあんなにも食に力を入れたのかが分かりました。
- 最短距離が必ずしも良いわけではないというお話が印象に残りました。たしかに,まっすぐ目的の場所へ着けたらいいけれど,その分経験できないものもあるということが,言葉以上の深い意味があると考えました。
- 講師は,御自身にとっても僕たちにとっても,今回の出逢いを価値のあるものにしているな,という印象を受け,自分もこれから「人との出逢い」を意識して生きていきたいと切実に思いました。