高校講座
平成27年度(2015年度)高校講座 実施報告
愛知県 名東高等学校
講演テーマ:外交官の仕事と国際情勢
平成27年12月8日


平成27年11月13日,愛知県名東高等学校にて外務省中東アフリカ局中東第二課 谷本卓也外務事務官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 今回お話を聴いて、すごく魅力のある職業だなと思いました。講師の先生が外国に行ったことがなかったけど語学を学んで通訳ができるまでになったと聴いて、自信がつきました。海外に行ったことがない私は焦りというかそのような感情がありましたが、そんなものは関係ないと教えていただいたような気がします。
- 外務省に入るのは難しいと思いますが、自分の進路選択に入れられないわけではないと感じました。私は世界をまわって、たくさんの人に出会い、いろいろな経験をしたいので、今日学んだ「誠実に普段通りの自分で振る舞う」ということを忘れないようにしたいです。またもっと色々な言語に触れてみたいと思ったので、その前に今学んでいる英語、母語の日本語を今のうちからしっかり磨いておこうと思いました。普段なかなか聴けない話、びっくりするような実体験が聴けて本当にいい機会になりました。ありがとうございました。
- お話を聴いて一言で外交官といっても日本にいる場合と外国にいる場合では仕事、対応も違うと聞いて驚いた。情報は英語訳ではなく、現地の言語で書かれたもので読む、聞くことが重要だと聴いてなるほどと思いました。今回、遠い存在だと思っていた外交官という職業や世界について新たな事が知れて良かった。
- 私の夢は海外にある日本の大使館で働くことです。日本人として海外で働くことは、日本を代表してその国で働いているということで責任が問われます。特に外務省といった国の中枢的な役割を持つ仕事では、行動の一つ一つが日本とそこの国の交流関係に影響してしまいます。世界で活躍するためには、どんなことでも怖がらず思い切ってやってみることが大切だと思いました。
- 日本の豊かさとアフガニスタンを比較した表を見て、私たちの今の生活からは考えられない日常に驚いた。日本がアフガニスタンやイランのために何ができるかを考えて、それが政策になっていくということを聴き、やりがいのある仕事だなと思いました。自分にも何かできることがあるなら支援の助けをしたいと思った。
- 一番印象に残っているのは、「外交は難しいものではなく、人と人との関わり」というお話です。私たちがだれかと仲良くなるように、国同士も仲良くしようとすることが大切だと教えて頂きました。今回お話を伺って外務省にすごく興味を持ち、もっと知りたいと思い、大変ですがその分やりがいも大きいと教えて頂きました。谷本さんのような大人になりたいと思いました。
- 私には夢があり、それを実現するために希望する大学へ入るための努力をしていますが、こんなに頑張って何になるのだろうと思ってしまうことがあります。言語の壁も激務も少しの努力で、とおっしゃっていましたが、とても大変で辛い努力をされたのだろうなと感じました。でも今日激務の中にあるやりがいを笑顔で話している谷本さんを見て、頑張るということは間違いじゃないのだと気づかされました。知識だけでなく、外国への興味と、努力する勇気をくださってありがとうございました。