インドネシア共和国

令和元年5月29日
(写真1)AUNJとインドネシアの伝統楽器奏者との共演の様子 AUNJとインドネシアの伝統楽器奏者との共演
(写真2)井上兄弟による三味線のセッション 井上兄弟による三味線のセッション

在インドネシア日本国大使館

 当館は,2018年の日本・インドネシア国交樹立60周年から,次の時代の友好関係構築に向けた最初の周年関連事業として,「AUN Jクラッシック・オーケストラ」(構成メンバー:井上良平氏(和太鼓,三味線),井上公平氏(篠笛,三味線),石垣征山氏(尺八))による和楽器公演をジャカルタとスラバヤにて開催しました。
公演は2019年3月1日にジャカルタのウスマール・イスマイル劇場で幕を開け,同2日はジャカルタ国立大学(UNJ)でミニ公演及びワークショップ,その後,同4日はスラバヤにある1945年8月17日大学(UNTAG)及びスラバヤ工科大学(ITS)でミニ公演及びワークショップを行いました。
 ジャカルタでは2公演で約350名が来場。AUN Jとインドネシアの伝統楽器・クンダン(両面太鼓)奏者とクチャピ(琴)奏者とのコラボレーションも実現し,日本とインドネシアの曲を共演することで,両国の友好ムードをより一層高めるとともに,会場は来場者からの大きな歓声と拍手に包まれました。スラバヤでは2公演で約550名が来場し,美しい和楽器の演奏とワークショップを熱狂的に楽しみました。
 事後アンケートでは,日本とインドネシアの伝統楽器のコラボレーションを高く評価する声が多く寄せられ,日本の楽器でインドネシアの楽曲を演奏してくれて嬉しいというコメントや今後も日本人アーティストによる公演を望むといった声が多く寄せられ,今回の「AUN Jクラッシック・オーケストラ」による一級の古典技術と新世代の感性による和楽器公演は,日本の伝統文化発信と理解促進,またさらなる両国の友好関係の構築に大きく貢献しました。

(写真3)一級の古典技術と新世代の感性による公演 一級の古典技術と新世代の感性による公演
(写真4)UNJでのワークショップの様子 UNJでのワークショップ
(写真5)UNTAG公演の様子 UNTAG公演の様子
(写真6)UNTAG公演での和太鼓演奏体験の様子 UNTAG公演での和太鼓演奏体験
(写真7)ITSでの三味線体験の様子 ITSでの三味線体験
(写真8)会場の様子 美しい和楽器の演奏に歓声に包まれる会場

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