アメリカ合衆国

令和7年3月30日
握手する石破総理大臣とヘグセス米国防長官 (写真提供:内閣広報室)
石破総理大臣とヘグセス米国防長官の意見交換の様子 (写真提供:内閣広報室)

 3月30日、午後2時10分から約45分間、石破茂内閣総理大臣は、訪日中のピート・ヘグセス米国防長官(The Honorable Pete Hegseth, United States Secretary of Defense)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、石破総理大臣から、ヘグセス国防長官の訪日を歓迎するとともに、29日の日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式に共に参列し、戦後80周年に当たり、平和の重要性を再確認し、日米の揺るぎない絆を示すことができた旨述べました。また、安全保障環境が一層厳しさを増す中、「自由で開かれたインド太平洋」を実現するため、日米で共に取り組んでいきたい旨述べました。
  2. ヘグセス国防長官からは、日米同盟の重要性はかつてないほど高まっており、「自由で開かれたインド太平洋」を実現するため、連携を強化していきたい旨発言がありました。
  3. 双方は、一層厳しさを増す地域の安全保障環境を念頭に、同盟の抑止力・対処力強化に向けた日米間の安全保障・防衛協力について意見交換を行いました。具体的には、先般、日米首脳間で確認した、日米それぞれの指揮・統制の向上、南西諸島における日米のプレゼンス強化、防衛装備・技術協力の推進、拡大抑止の強化、在日米軍再編の着実な実施、同志国ネットワークの強化などの取組を継続していくことに加え、事件・事故の再発防止を含む地元の負担軽減を進めることで一致しました。

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