アメリカ合衆国

平成30年3月16日
 3月17日午前4時50分(現地時間16日午後3時50分)頃から約30分間,ワシントンDCを訪問中の河野太郎外務大臣は,ハーバート・レイモンド・マクマスター国家安全保障担当大統領補佐官(Gen. Herbert Raymond McMaster, National Security Advisor)と会談したところ,概要は次のとおりです。

1 双方は、北朝鮮情勢に関して意見交換を行いました。
(1)河野大臣から、過去の教訓を踏まえ、北朝鮮に核・ミサイルを放棄させるため、最大限の圧力を維持する必要があることを述べ、双方は、北朝鮮が完全で、検証可能で、不可逆的な非核化に向けた具体的措置を講じるよう、圧力及び制裁を維持していくことを確認しました。
(2)河野大臣から、核・ミサイル、そして拉致問題を包括的に解決すべきことを述べ、双方は、来月に予定されている安倍総理の訪米の機会等を通じ、引き続き日米で密接に連携していくことで一致しました。
(3)その上で、マクマスター補佐官からは、核武装した北朝鮮は決して認められない、日米韓三か国の連携が重要である等の発言がありました。

2 また、河野大臣から、鉄鋼及びアルミニウムの輸入制限措置について、対象からの除外を働きかけました。


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