アメリカ合衆国

令和6年7月4日

 7月4日、午後4時30分から約20分間、官邸にて、「グラスルーツからの日米関係強化に関する政府タスクフォース(「各地各様のアプローチ」)」第7回フォローアップ会合が開催されました。同会合は、村井英樹内閣官房副長官を議長とし、市川恵一内閣官房副長官補、阪田渉内閣官房副長官補を含む内閣官房を始め、外務省、財務省、文部科学省、経済産業省、国土交通省、総務省、日本貿易振興機構(JETRO)及び国際交流基金(JF)の関係者が出席しました。

  1. 本会合では、各省・機関から、令和5年度の具体的な取組の報告・成果について報告が行われるとともに、今後の取組の方向性についての議論が行われました。
  2. 最後に、村井内閣官房副長官は、総括として概要以下のとおり述べました。
    1. 引き続き、昨年策定した「行動計画3.0」に沿って取組を推進し、日米共通の政策分野に係る取組や、サプライチェーン強靱化における日米連携の重要性等を発信する事業に注力していくことが重要。
    2. 本年4月の岸田総理の米国公式訪問の際、日米両首脳は、日米両国が世界の経済成長を共に牽引していく上で、民間企業を始めとする双方向の投資の促進が重要であるとの認識で一致した。また、米国の州や地方レベルを始め、日本企業による米国経済への貢献に対する非常に高い期待も示されている。
    3. こうした点をしっかりとフォローアップすべく、日本企業による投資・雇用創出に関する発信をより一層強化し、日本企業の技術・供給力が米国にとって不可欠であるという点を積極的に打ち込んでいくことが必要。
    4. こうした取組を推進していくために、しっかりとした予算と体制の下で、各省・機関においては、相乗効果が生まれるようによく連携して、引き続き政府横断的にグラスルーツでの日米関係強化に取り組んでもらいたい。

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