アメリカ合衆国

令和3年7月30日

 7月30日、午後1時00分から約30分間、官邸にて、「グラスルーツからの日米関係強化に関する政府タスクフォース(「各地各様のアプローチ」)」第4回フォローアップ会合が開催されました。同会合は、坂井学内閣官房副長官を議長とし、藤井健志内閣官房副長官補、滝崎成樹内閣官房副長官補を含む内閣官房を始め、外務省、財務省、文部科学省、経済産業省、国土交通省、日本貿易振興機構(JETRO)、国際交流基金(JF)の関係者が出席しました。

  1. 本会合では、外務省から、2017年の本タスクフォース立上げ以降のトランプ前政権下における取組の総括、バイデン政権の重点政策に沿った新たなアプローチについて報告が行われた他、各々の省庁・機関が実施した令和2年度の具体的な取組の報告、今年度の取組の方向性についても議論が行われました。
  2. 最後に、坂井学内閣官房副長官は、総括として概要以下のとおり述べました。
  • (1)バイデン政権下でも、米国の各地方・コミュニティへのグラスルーツの取組を継続し、日米間の強い絆を更に深めるための不断の努力をしていく必要がある。
  • (2)新型コロナ感染症は、日米間の交流にも大きな影響を与えてきたが、様々な形で米国社会とともにコロナ対策に取り組む日本企業は、米国の「良き企業市民」としてグラスルーツの日米関係強化に大きく貢献している。こうした動きを後押しするとともに、新型コロナ感染症が収束した後の日米交流の再活性化に向けて、しっかりと準備をする必要がある。
  • (3)本タスクフォースが2017年に取りまとめた行動計画を引き継ぎつつ、バイデン大統領の重点政策に沿った新たなアプローチを取り入れた「行動計画2.0」を踏まえ、各省庁・機関は、しっかりとした予算と体制を確保し、相乗効果を生む形で連携し、引き続き政府横断的にグラスルーツでの日米関係強化に取り組むことが重要である。
[参考]

 別添:グラスルーツからの日米関係強化に関する政府タスクフォース(各地各様のアプローチ)行動計画2.0(PDF)別ウィンドウで開く


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