アメリカ合衆国
薗浦内閣総理大臣補佐官の米国訪問
4月16日から20日まで,薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官は,米国のオレゴン州,モンタナ州及びワシントン州を訪問したところ,概要は以下のとおりです。
1 オレゴン州訪問
- ブラウン・オレゴン州知事との会談
- オレゴン州・日本・ビジネスリーダーフォーラム
16日及び17日,薗浦補佐官は,オレゴン州を訪問し,ケイト・ブラウン州知事(Ms. Kate Brown, Governor of the State of Oregon)と,日本と同州との一層の関係強化のために,貿易や投資の促進,本年8月に東京で開催予定の日米知事フォーラム,及び日本文化普及等について,意見交換を行うとともに,米国のTPP復帰のメリットについて理解を求めました。
また,ポートランド日本庭園で開催されたオレゴン州・日本・ビジネスリーダーフォーラムに出席し,現地の行政関係者,企業,及び現地進出日系企業等と投資や観光における協力関係の強化について,意見交換しました。
2 モンタナ州訪問
- バロック・モンタナ州知事との会談
17日,薗浦補佐官は,モンタナ州を訪問し,スティーブ・バロック知事(Mr. Steve Bullock, Governor of the State of Montana)と日本と同州との一層の関係強化のために,日本とモンタナ州との間の貿易の促進や技術協力,本年8月に東京で開催予定の日米知事フォーラム,及び姉妹都市交流等について,意見交換するとともに,米国のTPP復帰のメリットについて説明し,理解を求めました。
また,アブラハム・キム・モンタナ大学マンスフィールドセンター所長(Mr. Abraham Kim, Executive Director of Mansfield Center)と懇談し,カケハシプロジェクト等の人的交流の拡大について,意見交換しました。
3 ワシントン州訪問
- ワイマン・ワシントン州州務長官との会談
17日から19日にかけて,薗浦補佐官は,ワシントン州を訪問し,日本と同州との関係の一層の強化のために,キム・ワイマン州務長官(Ms. Kim Wyman, Secretary of State of Washington)ほか州政府関係者と物流関連の日系企業関係者を交えた懇談会を行い,同州における物流や交通面の課題,日本と同州との協力覚書,及び本年8月に東京で開催予定の日米知事フォーラム等について意見交換するとともに,米国のTPP復帰のメリットについて説明し,理解を求めました。
また,エバレット市のボーイング社を訪問し,日本企業との協力関係の更なる進展について意見交換するとともに,現地の日系企業や州議会議員と懇談し,経済関係の強化等について意見交換しました。
そのほか,シアトル総領事館で開催された日本と現地のAI(人工知能)企業関係者を集めたレセプションへの参加や,日系人リーダーとの懇談等を行いました。