アメリカ合衆国
インド太平洋経済枠組み(IPEF)の立上げに関する首脳級会合
令和4年5月23日



5月23日、米国の主催により、インド太平洋経済枠組み(IPEF:Indo-Pacific Economic Framework)の立上げに関する首脳級会合がハイブリッド形式で開催され、岸田文雄内閣総理大臣が主催国である米国のジョセフ・バイデン大統領及びインドのナレンドラ・モディ首相と共に対面で、他の10か国の首脳級・閣僚級の代表がオンラインで出席したところ、概要以下のとおりです。また、参加国は立上げに関する共同声明を発出しました。
- バイデン米国大統領から、本日13カ国でIPEFを立上げ、持続可能で包摂的な経済成長を目指し、地域の緒課題に取り組んでいく旨述べました。
- 岸田総理大臣から、IPEFの立上げは、インド太平洋地域における米国のコミットメントへの決意を力強く示すものであるとして歓迎の意を示し、日本は、IPEFに参加し、インド太平洋地域の持続可能で包摂的な経済成長を実現するため、米国及びASEAN諸国を含むパートナー国と連携して取り組む旨述べました。
- 各国の代表からも、IPEFの立上げに対する歓迎の意が示され、今後の緊密な連携への期待が述べられました。
[参考1]日本以外の各国からの出席者(国名アルファベット順)
<対面>
- インド:ナレンドラ・モディ首相
- 米国:ジョセフ・バイデン大統領
<オンライン>
- 豪州:ティム・イーンド外務貿易省準次官
- ブルネイ:アミン・リュー首相府大臣兼第二財務経済大臣
- タイ:プラユット・ジャンオーチャー首相兼国防大臣
- マレーシア:アズミン・アリ上級大臣兼国際貿易産業大臣
- ニュージーランド:ジャシンダ・アーダーン首相
- インドネシア:ムハマド・ルトフィ商業大臣
- 韓国:尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領
- フィリピン:ラモン・ロペス貿易産業大臣
- シンガポール:リー・シェンロン首相
- ベトナム:ファム・ミン・チン首相