アメリカ合衆国
エリック・ガルセッティ・ロサンゼルス市長による世耕内閣官房副長官表敬
平成26年11月27日
11月26日午後5時40分から約30分間,世耕弘成内閣官房副長官は,来日中のエリック・ガルセッティ・ロサンゼルス市長(Mr. Eric M. Garcetti, Mayor of Los Angeles)の表敬を受けました。概要は以下のとおりです。
1 冒頭,世耕官房副長官から,ロサンゼルス市長としての来日を歓迎する,親日家の市長にお会いできて光栄であると述べた上で,日本はロサンゼルスにとって第一の直接投資国で,全米最大の日系人コミュニティーを有するなど,日本にとって極めて重要な都市である,経済的に重要な名古屋市とロサンゼルス市は姉妹都市であり,ロサンゼルス市の隣のモントレーパーク市と自分の地元の和歌山県の那智勝浦町は姉妹都市である,経済関係や日系人との協力含め幅広い分野でロサンゼルスとの協力を深めていきたい旨述べました。
2 これに対し,ロサンゼルス市長から,日本を再訪できて大変嬉しい,ロサンゼルスと日本の関係は,直接投資,貿易,観光の3点において緊密なものとなっている,ロサンゼルスが日米の架け橋となり,日本から米国へのゲートウェイとしての役割を果たせるようにしたい,日米関係に新たな息吹をもたらしたいと考えている旨述べました。
3 世耕官房副長官からは,ロサンゼルスに設置を検討している「ジャパン・ハウス」について説明するとともに,日米同盟はアジア太平洋地域の安定の基盤であり,日米関係が安全保障,経済,文化面で結びつきを強めることは地域の安定に寄与する旨述べました。さらに,日本企業が参画する高速鉄道計画の実現に向けて,引き続き市長の支援・協力を得たい旨述べました。