アメリカ合衆国

令和3年9月22日
挨拶する日米両外相
日米外相会談の様子

 現地時間9月22日17時20分(日本時間23日6時20分)から15分間、国連総会出席のため米国ニューヨーク市を訪問中の茂木敏充外務大臣は、アントニー・ブリンケン米国国務長官(The Honorable Antony Blinken, Secretary of State of the United States)と日米外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 両外相は、日米同盟を今後とも強化していくことで一致するとともに、先週発表された米英豪安全保障パートナーシップも踏まえつつ、引き続き「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、日米、日米豪印、欧州との協力といった様々な枠組を通じて同盟国・同志国の協力を深めていくことを確認しました。
  2. また両外相は、アフガニスタンや中国、北朝鮮について意見交換を行い、今後とも緊密に連携して対応していくことで一致しました。北朝鮮については、茂木大臣から、先般の弾道ミサイル発射を始め、北朝鮮による最近の核・ミサイル活動は、日本、地域、国際社会の平和と安定を脅かすものと述べた上で、両外相は、拉致問題の即時解決を含め北朝鮮への対応について日米の緊密な連携を再確認しました。
  3. さらに、両外相は、TPPを含むインド太平洋地域の国際秩序について戦略的な観点から議論を行い、その中で、茂木大臣から、米国のTPP復帰を促しました。

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