アメリカ合衆国
日米首脳電話会談
令和2年8月31日
8月31日午前10時頃から約30分間、安倍晋三内閣総理大臣は、ドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald J. Trump, President of the United States of America)との電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、安倍総理から、大きな被害をもたらしているハリケーン「ローラ」の被害に対してお見舞いを述べるとともに、先日、トランプ大統領の御令弟のロバート・トランプ氏が逝去されたことに、心からのお悔やみを述べた。
- 続いて、安倍総理から、内閣総理大臣の職を辞することとなったことを説明するとともに、トランプ大統領との深い信頼関係の下、数多くの往来、電話を重ねることによって協力を深め、日米関係がこれまでになく強固になったことへの謝意を述べた。また、日米同盟を更に深化させるべく、ミサイル阻止に関する安全保障政策の新たな方針の具体化を進めていきたい旨の発言があった。これに対し、トランプ大統領からは、安倍総理との特別な友情に対する謝意が述べられるとともに、安倍総理の強いリーダーシップに感謝する旨の発言が繰り返し述べられた。
- さらに、安倍総理から、拉致問題に関し、これまでの協力に謝意を表明した上で、同問題の解決に向け、引き続きの支持を求めた。
- 新型コロナウイルス感染症に関する取組について説明をするとともに、引き続き、治療薬やワクチンの開発・普及における日米協力を進めていくことで一致した。