アメリカ合衆国

令和5年11月7日
正面を向き、握手を交わす、岸田総理とブリンケン長官の様子 表敬を受ける岸田総理 (写真提供:内閣広報室)

 11月7日午後5時45分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、G7外相会合のため訪日中のアントニー・ブリンケン米国国務長官(The Honorable Antony Blinken, Secretary of State of the United States of America)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、イスラエル・パレスチナ情勢、ウクライナ情勢、インド太平洋地域の諸課題などにより、G7の結束がこれまで以上に求められており、外相会合での充実した議論を期待する旨述べたのに対し、ブリンケン長官は、G7外相会合を通じ、G7各国の連携を一層強化させていきたい旨述べました。
  2. 岸田総理大臣から、現下のイスラエル・パレスチナ情勢につき、ハマス等によるテロ攻撃を断固として非難するとともに、本件をめぐるバイデン政権のリーダーシップ及び外交努力を高く評価する旨述べ、我が国として、人道法の遵守、ガザ地区の人道状況の改善とそれに資する人道的休止及び「二国家解決」の実現に向け、引き続き米国とも連携して外交努力を尽くしていく考えである旨述べました。これに対し、ブリンケン長官は、本件についても日米間で一層緊密に連携していきたい旨述べました。
  3. さらに、岸田総理大臣から、ロシアによるウクライナ侵略、中国をめぐる諸課題への対応や北朝鮮への対応に関する日米連携の重要性について述べ、ブリンケン長官から、国際社会が直面する様々な課題への対応について、日米間の連携を強化すべく、引き続き尽力していきたい旨の発言がありました。

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