アメリカ合衆国
河野外務大臣の国立日系米国人慰霊碑献花及び日系人関係者との夕食会
平成29年8月16日



米国訪問中の河野太郎外務大臣は,16日(水曜日)18時10分(現地時間)から約15分間,ワシントンDCの国立日系米国人慰霊碑を訪問し,視察及び献花を行い,その後,18時30分から約1時間半,日系人の代表を招いて夕食会を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 慰霊碑の訪問及び夕食会には,米日カウンシル,日系米国人退役軍人協会,国立日系米国人慰霊碑財団,日系米国人市民連盟の代表者のほか,日系人リーダー招へいの過去の参加者の代表が参加しました。
2 河野大臣は,国立日系米国人慰霊碑の訪問の際に,国立日系米国人慰霊碑財団の代表者に謝意を表明するとともに,より多くの日本人が同慰霊碑を訪れてほしい旨述べました。また,夕食会では,河野大臣から,外務大臣としての最初の訪米において同慰霊碑を訪れることができ嬉しく思う,より多くの日本人が日系人の歴史を学ぶとともに,日系人の方々が自身のルーツを訪ねることを含め日本をより知る機会を得られることが重要である,日系人の方々と共に日米関係の一層の強化に貢献していきたい旨述べました。
(国立日系米国人慰霊碑について)
第二次世界大戦時に戦死した800人以上の日系米国人の忠誠心及び勇気を称え,その犠牲を追悼する慰霊碑。中央に 有刺鉄線に巻かれた二羽の鶴を象った像があり,その周囲の壁には,戦死者名のほか,第二次世界大戦中に日系米国人が収容された強制収容所の名前及び収容人数が刻まれている。2007年4月に安倍総理夫妻が訪問している。