アメリカ合衆国
岸田外務大臣とハース外交問題評議会会長の意見交換
平成28年11月18日



11月18日,12時15分(米国東部時間)から約1時間45分,米国ニューヨーク訪問中の岸田文雄外務大臣は,ハース外交問題評議会会長(Dr. Richard N. Haass, President of the Council on Foreign Relations)と昼食を共にしつつ意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 岸田大臣から,世界の経済成長の原動力であるアジア太平洋地域の平和と安定は日米にとっての利益であり,厳しさを増す地域の安全保障環境に日米が結束して対応することが重要であることなど日米同盟の意義について述べました。
2 ハース会長からは,昨日(17日)の,安倍総理とトランプ次期大統領の会談は時宜を得たものであり,非常に良かったとの評価が述べられました。
3 また,両者は,ロシア,中国,北朝鮮を含めアジア太平洋地域情勢について有意義な意見交換を行うなど,トランプ政権の発足を念頭に幅広い問題につき忌憚のない議論を行いました。
(参考)外交問題評議会(CFR:Council on Foreign Relations)
米国の非営利の外交シンクタンク。外交雑誌「フォーリン・アフェアーズ」を発行。