アメリカ合衆国
日米首脳電話会談
平成29年4月6日
6日、安倍晋三内閣総理大臣は、午前6時33分から約35分間、ドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald Trump, President of the United States of America)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 両首脳は、今回の北朝鮮による弾道ミサイル発射の強行は危険な挑発行為であり、我が国の安全保障上、重大な脅威であるとの認識で一致しました。安倍総理からは、米国の強いコミットメントを背景に、北朝鮮に対して、更なる挑発行動の自制、安保理決議等の遵守を強く求めていきたいとの考えを伝達しました。
- また、米中首脳会談を控える中、安倍総理からは、北朝鮮問題に関する中国の対応を日本として注目している旨伝達し、両首脳は、中国の役割が重要であること、日米韓で緊密に連携していくことで一致しました。
- トランプ大統領からは、全ての選択肢がテーブルの上にある旨、また、米国は同盟国である日本を100%支える旨の力強い発言がありました。
- 安倍総理から、拉致問題の早期解決に向けて、トランプ大統領の協力を求め、改めて大統領から支持を得ました。
- 両首脳は、引き続き米国を始め国際社会と連携しながら、北朝鮮の問題への対応を強化していくことで一致しました。