アメリカ合衆国
安倍総理大臣とトランプ次期米国大統領との電話会談
平成28年11月10日
10日(木曜日),安倍晋三内閣総理大臣は,午前7時55分から約20分間,ドナルド・トランプ次期米国大統領(Donald Trump, President-elect of the United States of America)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,安倍総理から,大統領選挙勝利に対する祝意を伝えつつ,トランプ次期大統領の類い希なリーダーシップにより,米国がより一層偉大な国になることを確信する旨述べました。トランプ次期大統領からは,謝意が表明されるとともに,安倍総理の今日までの業績を高く評価する,今後数年間共に働くことを楽しみにしている,日米関係は卓越したパートナーシップであり,この特別な関係を更に強化していきたい旨述べました。
- また,安倍総理から,世界の経済成長の中心であるアジア太平洋地域の平和と安定は,米国の力の源泉であり,強固な日米同盟は,この地域の平和と安定を下支えする不可欠な存在である旨述べ,できるだけ早期にお会いしたい旨述べました。トランプ次期大統領からは,素晴らしい提案である,是非お会いし,日米両国にとって前向きな議論をしたいとの発言があり,可能であればAPECの前にニューヨークで会談を行う方向で調整することになりました。
- 電話会談は打ち解けた雰囲気の中で行われ,安倍総理とトランプ次期大統領の個人的な信頼関係を構築する上で非常に有意義なものになりました。