アメリカ合衆国

平成28年3月23日
1 平成28年3月19日、硫黄島戦の戦没者を慰霊し、日米の恒久平和を祈念するため、硫黄島の日米再会記念碑前にて、平成27年度日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式がとりおこなわれ、外務省から武藤外務副大臣が岸田外務大臣の代理として参列しました。また、同日武藤副大臣は天山慰霊碑前硫黄島戦没者慰霊追悼顕彰式(日本側行事)にも参列しました。

2 今回の合同慰霊追悼顕彰式は、硫黄島戦から71年目にあたり、日本側からは,三ッ林厚生労働大臣政務官,熊田防衛大臣政務官,政府関係者、国会議員、硫黄島協会関係者(御遺族)を含む約130名が参列しました。米側からは、ハイランド駐日臨時代理大使,ドーラン在日米軍司令官,ニコルソン第3海兵機動展開部隊司令官,スミス米国硫黄島協会会長を含む約140名が参列しました。また天山慰霊碑前硫黄島戦没者慰霊追悼顕彰式には、日本側関係者約130名が参列しました。

3 合同慰霊追悼顕彰式に参列した武藤副大臣は、外務省を代表し、追悼の言葉を述べました。その中で、武藤副大臣は、戦没者、御遺族の方々への深甚なる敬意と哀悼の意を表し、戦後同盟国となった日米両国は、共通の基本的価値を背景として、世界の平和と安定に貢献する強い絆を育んできたと述べました。また,日米両国の関係者が、平和を祈念するためにかつての戦場に集うこの式典は、正に戦後の日米関係を象徴するものとなっているとした上で,改めて恒久平和への誓いを永く後世に伝えるとともに,強固な日米同盟関係の一層の発展のために努力する決意を述べました。

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