アメリカ合衆国
日米安全保障研究会米側委員一行による安倍総理大臣表敬
平成26年7月15日



本15日夕刻、安倍晋三内閣総理大臣は、訪日中の日米安全保障研究会米側委員一行(注1及び2)による表敬を受けました。概要は以下のとおりです(日本側同席者:加藤官房副長官、世耕官房副長官ほか)。
1.安倍総理より、日米安全保障研究会米側委員一行の訪日を歓迎するとともに、日米同盟強化のために尽力してきた一行各位に敬意を表しました。また、総理から、今後、安保法制の整備や年末に向けてのガイドライン見直しを進めていく旨述べました。
2.これに対し、日米安全保障研究会米側委員一行を代表して、ハムレ戦略国際問題研究所(CSIS)所長から、本日ここにいるメンバーは長年日本及び日米同盟を研究しており、日米同盟の最も強力な支持者であると述べました。また、14年前に一行のメンバーであるアーミテージ元国務副長官とナイ・ハーバード大学教授が、「アーミテージ・ナイ・レポート」を作成し、その中で日本の安全保障に対するアプローチについて提言したことを述べた上で、日米同盟強化に向けた安倍総理の強いリーダーシップに感謝する旨述べました。
3.このほか、両者は、アジア太平洋地域情勢等について意見交換を行いました。
(注1)日米安全保障研究会
2013年、日米同盟における戦略的展望の強化を目指し、日本の笹川平和財団と米国の戦略国際問題研究所(CSIS)が立ち上げた、日米二国間の著名な政策立案者や学者で構成された研究会。2013年6月に東京で開催された第1回会合に続き、本年1月13日、ワシントンDCにて第2回会合を開催。今回が3回目。
(注2)米側出席者
ジョン・ハムレ 戦略国際問題研究所(CSIS)所長(共同議長)
リチャード・アーミテージ 元国務副長官(現:アーミテージ・インターナショナル代表)(共同議長)
デニス・ブレア 笹川平和財団米国会長(元国家情報長官)
ジョセフ・ナイ ハーバード大学ケネディスクール教授
マイケル・グリーン CSIS上級副所長兼日本部長
ランダル・シュライバー プロジェクト2049研究所長
クリストファー・K・ジョンソン CSIS中国部長
ダニエル・ボブ 笹川平和財団米国シニアフェロー