アメリカ合衆国
平成28年度日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式等への武井外務大臣政務官の出席
平成29年3月28日



- 平成29年3月25日,硫黄島戦の戦没者を慰霊し,日米の恒久平和を祈念するため,硫黄島の日米再会記念碑前にて,平成28年度日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式がとりおこなわれ,外務省から武井外務大臣政務官が岸田外務大臣の代理として参列しました。
- 今回の合同慰霊追悼顕彰式は,硫黄島戦から72年目にあたり,日本側からは,堀内厚生労働大臣政務官,宮澤防衛大臣政務官,硫黄島懇話会逢沢一郎会長,同新藤義孝幹事長をはじめとする国会議員,硫黄島協会関係者(硫黄島退役軍人,戦没者遺族),政府関係者を含む約150名が参列しました。米側からは,ハイランド駐日臨時代理大使,バーガー海兵隊太平洋指令官,マルティネス在日米軍司令官,スミス米国硫黄島協会会長,米国硫黄島協会関係者(硫黄島退役軍人,戦没者遺族)を含む約100名が参列しました。
- 合同慰霊追悼顕彰式に参列した武井外務大臣政務官は,外務省を代表し追悼の言葉を述べました。その中で,武井外務大臣政務官は,日米双方の戦没者の御霊に対し深甚なる敬意を表するとともに,遺族に対する哀悼の意を表明しました。また,本式典が,昨年5月のオバマ大統領による広島訪問や,同12月の安倍総理による真珠湾訪問を実現する上で大きな役割を果たしたと評価しました。さらに,戦後同盟国となった日米両国は,共通の基本的価値を背景として,戦後世界に類のない極めて強固な日米同盟,「希望の同盟」を築いてきており,同盟国である米国をはじめとする関係国と連携しながら,アジア太平洋地域及び国際社会の平和と安定,繁栄にこれまで以上に積極的に寄与していくとの決意を述べました。
- また,日米合同慰霊追悼顕彰式に引き続き,日本側参列者が天山慰霊碑に場所を移し,日本側による戦没者慰霊追悼顕彰式が開催され,武井外務大臣政務官も参列しました。