アメリカ合衆国

平成29年11月22日
11月20日から22日まで,薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官は,米国のワシントンD.C.及びバージニア州を訪問し,米国政府関係者,バージニア州政府関係者及び同州の日本企業関係者等と意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 米国政府関係者, 有識者

 薗浦補佐官は,ジャレッド・クシュナー米国大統領上級顧問(Mr. Jared Kushner, Senior Advisor to the President of the United States)と会談しました。双方は北朝鮮,トランプ大統領のアジア歴訪及び中東和平問題,特に日本独自の取組であるジェリコ農産加工団地について意見交換を行いました。この中で,薗浦補佐官から,今般の米国による北朝鮮のテロ支援国家再指定について北朝鮮に対する圧力を強化するものとして歓迎し,支持する旨を述べ,クシュナー大統領上級顧問から感謝する旨の発言がありました。
 また,ジョアン・オハラ副大統領次席補佐官代行(Ms. Joan O'Hara, Deputy National Security Advisor to the Vice President(Acting))と会談し,トランプ大統領の訪日のフォローアップとして,特に日米で一致した「自由で開かれたインド太平洋戦略」に基づく今後の日米間の協力の在り方や,北朝鮮を含む地域情勢を中心に意見交換を行いました。

2 バージニア州政府関係者,日本企業関係者

 薗浦補佐官は,バージニア州を訪問し,テリー・マコーリフ州知事(Mr. Terence Richard McAuliffe, Governor, Commonwealth of Virginia)と会談し,日・バージニア州関係について意見交換を行い,日・バージニア州関係の一層の強化のために,経済分野を始めとして様々な分野で協力を深めていくことで一致しました。
 また,現地の日系企業の視察を行うとともに,州政府関係者及び日系企業関係者を交え意見交換を行いました。


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