アメリカ合衆国

平成27年9月29日
(写真提供:内閣広報室)
 国連総会出席のためニューヨーク訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,9月28日(月)9時05分(現地時間。日本時間28日(月曜日)22時05分)から約5分間,ニューヨークのニューヨーク・アスレチック・クラブにて対日投資セミナーに出席して挨拶を行ったところ,概要は以下のとおりです。

○ 米国企業に日本経済の魅力を伝えるためにやって来た。
○ 私が政権に就いてから外国企業の日本への投資は10倍に,アップルは横浜に研究開発拠点の設立を決定。
○ 日本には再生医療、IoTといった成長市場があり,外国企業もチャンスを掴んでいる。
○ 生活環境も大事。英国の雑誌による「住み良い都市ランキング」で今年東京が1位。ミシュランガイドで星が付いたレストラン数は東京が最多。
○ 「世界で最もビジネスしやすい国」を目指して,改革を断行する。本年3月には「外国企業の日本への誘致に向けた5つの約束」を決定。法人実効税率は,現在の32%から数年で20%台まで引き下げる。
○ 日本のものづくり技術を外国企業に活用してもらうべく,7万社の中小企業と取引がある政府系金融機関に担当部門を設置し,外国企業との提携を支援する。
○ 高度人材として日本に3年間滞在した外国人は,4月から無期限で日本に住むことができるようにした。今後も「世界で最も働きやすい国」を目指して、改革を推進していく。
○ 来年のG7伊勢志摩サミットでは、更に魅力を増した日本をお見せする。
○ ジェトロと在外公館が連携して日本への投資を全面的に支援するための体制も整えている。是非,日本に投資を。

(参考)セミナーはジェトロ主催で,9時から11時10分まで開催。セミナーでは,鈴木三重県知事,林横浜市長から各地域の魅力についてトップセールスがおこなわれたほか、ジェイミー・ダイモンJPモルガン・チェース会長,ダグラス・ベック アップル北アメリカ及び東北アジア担当ヴァイスプレジデント,エラン・ウェストマン ヴィディオ最高経営責任者から日本の投資環境に関する講演が行われた。本セミナーには,米国企業を中心に合計約265名が出席した。セミナー終了後に開催されたレセプションでは、来年開催されるG7関連会合開催自治体等が8つの展示ブースを設け、地元産品や投資環境の紹介を行った。

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