広報文化外交

令和6年7月23日
招へい一行と総理夫人との集合写真 (写真提供:内閣広報室)
総理夫人が挨拶を行う様子 (写真提供:内閣広報室)

 7月22日、午後5時00分から約50分間、岸田裕子総理大臣夫人は、外務省による対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」ジャパン・ボウル(米国・カナダ)招へいにより訪日中の米国及びカナダの高校生・大学生一行28名との交流会に参加したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理夫人から、一行の訪日を歓迎するとともに、今回の訪日を通じて、日本への理解をより深めていただくことを願う旨述べました。その上で、岸田総理夫人から、「国と国との関係の基盤は、人と人とのつながりにあることを改めて感じています。若い世代の方々に、日本と米国、カナダをつなぐ「カケハシ」になってもらえるとうれしいです。」と一行を激励しました。また、岸田総理夫人から、参加者に日本文化に関するクイズを出題し、参加学生との間で、和やかな雰囲気で交流が行われました。
  2. 続いて、ライアン・シェーファー・ワシントンD.C.日米協会会長から、ジャパン・ボウルへの支援及び招へいへの謝意が表されました。また、米国及びカナダの学生代表から、この訪日において、日本の高校生との交流等、多くの有意義な経験ができたこと及び帰国後も日本との友好関係の発展に貢献したい旨述べました。
  3. その後、岸田総理夫人と参加者の間で、今次招へいで印象に残ったこと等について、活発なやり取りが行われました。
(参考1)対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」

 日本と北米との間で対外発信力を有し、将来を担う人材を招へい・派遣する事業。北米地域の優秀な青年を対象に、日本に対する関心と理解を向上させ、また、プログラム経験をいかした活動をしてもらうことで、日本への関心・理解・支持を拡大し、我が国の外交基盤を拡充することを目的とする。

(参考2)ジャパン・ボウル大会

 米国・ワシントンD.C.で1992年に発祥した、日本語を外国語として履修する高校生のためのクイズ大会。日本語のみならず、日本文化、歴史、スポーツ、時事などについての知識を競う大会として、在米日本大使館及びワシントンD.C.日米協会の共催にて実施。カナダでは、2018年からオンタリオ州とブリティッシュ・コロンビア州の2か所で、現地の日本総領事館などの支援を受けて開催されている。


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