カナダ

令和7年6月16日
カーニー首相と握手する石破総理大臣 (写真提供:内閣広報室)
石破総理大臣とカーニー首相の会談の様子 (写真提供:内閣広報室)

 現地時間6月16日午後2時35分(日本時間17日午前5時35分)から約20分間、G7カナナスキス・サミットに出席するため、カナダを訪問中の石破茂内閣総理大臣は、マーク・カーニー・カナダ首相(The Right Honourable Mark Carney, Prime Minister of Canada)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 石破総理大臣から、G7サミット開催に際するカーニー首相のリーダーシップに敬意を表しました。また、カナダで発生している山火事の被害にあった方々へのお見舞いを伝えました。
  2. 石破総理大臣から、日加の戦略的パートナーシップが強化されていることを歓迎する旨述べました。両首脳は、本年実質合意された情報保護協定及び防衛装備品・技術移転協定に早期に署名し、発効済みの物品役務相互提供協定を通じた協力と合わせ、安全保障分野の日加協力を強化することで一致しました。
  3. 両首脳は、日本企業が参画するLNGカナダや小型モジュール原子炉などの事業の進展を歓迎するとともに、蓄電池、重要鉱物分野などの経済分野における日加協力の可能性についても議論を行いました。また、両首脳は、不透明性を増す世界経済や多角的自由貿易体制を含め、経済分野について幅広く議論しました。

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