カナダ
日加外相会談
令和6年11月26日
現地時間11月26日午前8時35分(日本時間同日午後4時35分)から約30分間、G7外相会合に出席のためイタリア・フィウッジ訪問中の岩屋毅外務大臣は、メラニー・ジョリー・カナダ外務大臣(The Honourable Mélanie Joly, Minister of Foreign Affairs of Canada)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、石破政権は外交・安全保障政策における同志国との連携を重視しており、カナダとの二国間及びG7での協力を進めていきたい旨述べました。
- 両外相は、露朝軍事協力の進展、中東情勢、ウクライナ情勢、東アジア情勢を始めとする地域情勢に関し、同志国の連携が重要であることで一致しました。その上で、岩屋大臣からは、カナダがインド太平洋地域への関与を強化していることを歓迎し、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分であり、来年のG7議長国であるカナダを日本としても支援していきたいと述べました。
- 岩屋大臣からは、本年カナダが議長国を務めるCPTPPを含め、インド太平洋における自由で公正な経済秩序の維持・強化に向け、引き続きカナダと連携していきたい旨述べました。
- 両外相は、LNGカナダを通じたエネルギー協力の進展を歓迎し、岩屋大臣から、日加間の経済協力及び人的交流の更なる進展への期待を示しました。
- 両外相は、来年カナダがG7議長を務めることを念頭に、引き続き連携していくことで一致しました。