カナダ

令和6年9月22日
トルドー・カナダ首相と握手する岸田総理大臣 日加首脳会談 (写真提供:内閣広報室)
トルドー・カナダ首相と会談する岸田総理大臣 日加首脳会談 (写真提供:内閣広報室)

 現地時間9月22日午後4時55分(日本時間23日午前5時55分)から約25分間、国連総会出席のため米国・ニューヨークを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、ジャスティン・トルドー・カナダ首相(The Right Honourable Justin Trudeau,Prime Minister of Canada)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、今般の退任発表を受け、トルドー首相から手紙を頂いたことに対して感謝を伝えた上で、トルドー首相のこれまでの揺るぎない友情に謝意を表しました。トルドー首相からは、岸田総理大臣の在任中の 友情に感謝が述べられるとともに、今後日加協力を一層強化していきたい旨発言がありました。
  2. 岸田総理大臣は、トルドー首相が広島訪問時に私的に原爆資料館を訪問したことに対し、大変心動かされた旨伝え、「核兵器のない世界」に向け、引き続き日加で協力していきたい旨述べました。
  3. 岸田総理大臣は、カナダが、インド太平洋戦略の策定や国防政策の改定などを通じ、インド太平洋への関与を強化していることは心強いと述べ、「自由で開かれたインド太平洋に資する日加アクションプラン」の下、具体的取組 が着実に進んでいることを評価しました。また、本年のCPTPP議長国であるカナダの貢献を評価する旨伝えつつ、引き続きインド太平洋における自由で公正な経済秩序の維持・強化に向け連携したいと述べました。
  4. 両首脳は、ウクライナ、中東、北朝鮮を含む東アジアが引き続き厳しい国際情勢に直面していることを確認した上で、岸田総理大臣は、来年G7議長国となるカナダに、G7の強固な連携をリードすることを期待している旨述べ ました。

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