安倍総理大臣
日加首脳会談(概要)
平成26年3月25日
25日午前9時40分から約20分間、ハーグ訪問中の安倍総理は、ハーパー加首相との間で日加首脳会談を行ったところ、概要以下のとおり。
1.日加関係
(1)安倍総理から、昨年9月のカナダ訪問の際の歓待に謝意を伝達するとともに、両国間の関係は深化しており、引き続き様々な分野においてカナダとの連携を深めていきたい旨述べた。
(2)両首脳は、今月3日の第2回次官級「2+2」対話の実施、今月末の羽田空港発着便の就航等、昨年の首脳会談の成果が着実に実現していることを確認した。
(3)さらに、安倍総理からは、低廉・安定したLNG輸入の早期実現を期待する旨発言した。
2.ウクライナ情勢
ウクライナ情勢に関し、安倍総理から、24日に発出されたG7ハーグ宣言に言及し、引き続きG7として連帯し、ロシアに対し共通のメッセージを発出することが重要である旨述べた。両首脳は、G7全体でシェルパを始め各レベルで議論を深め、日加間でも引き続き緊密に協調していくことで一致した。
3.TPP及び日加EPA
安倍総理から、TPP交渉の進捗状況も見つつ、日加EPA交渉にもしっかり取り組んでいきたい旨述べた。これに対しハーパー首相からも、日加EPAの進捗を図っていきたい旨述べた。