アメリカ合衆国
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクトの実施(結果)
令和5年2月6日
2月4日及び5日、神奈川県横須賀海軍施設内のヨコスカ・ミドル・スクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Youth Exchange Program)の今年度の第六回目事業が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い

在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
今般開催されたキャンプ・座間での事業では、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」等をテーマに、日米の中高生約35名が交流しました。
2 概要
(1)学生によるプレゼンテーション
(ア)1日目:2月4日(土曜日)

学生たちは、グループに分かれ、「カルチャーショックから得た日米友好」をテーマに自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
(イ)2日目:2月5日(日曜日)

学生たちは「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」をテーマに、様々なアイディアを出し合い、ご当地バーガーや、港町として有名な地元を広報するためのオリジナルのご当地キャラクターを考え、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
また、学生たちは、中野横須賀市市長特命参与、馬場北米局日米地位協定室長、ソボル横須賀海軍施設司令官、ファーガソン米国防省教育部(DoDEA)太平洋東地区教育長をはじめ、参加した来賓に対し、日米友好に対する思いや、2日間で学んだことについて紹介しました。
(2)閉会式(表彰式及び修了式)(2日目:2月5日)


日本側から中野横須賀市市長特命参与及び馬場北米局日米地位協定室長が、米側からソボル横須賀海軍施設司令官等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。


3 参加した日米学生の感想 (一部紹介)

- 学校で英語を学んでいるだけでは味わえない会話表現や、実際の英語の発音・使い方に直接触れることができて本当に良かったです。このプログラムを通して、日常英語を学ぶことの大切さを感じるとともに、将来のためにも日常会話を学びたいと思う良いきっかけになりました。(日本側の参加者)
- このイベントを通じて日本文化や日本人との接し方について理解を深めることができました。平和な世界になるように、将来は外交官になることを目指しているので、大変有意義な経験となりました。(米側の参加者)
[参考]実施形態
- 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity: DoDEA)、横須賀市
- 開催協力:横須賀海軍施設