アメリカ合衆国
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクトの実施(結果)
11月5日及び6日、青森県の米軍三沢飛行場内エドグレン高校にて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Youth Exchange Program)の今年度の第四回目事業が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い

在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
今般開催された三沢飛行場での事業では、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」等をテーマに、日米の中高生約50名が交流しました。
2 概要
(1)開会式

米側からマイケル・P・リチャード米空軍三沢飛行場司令官及びジャッキー・ファーガソン米国防省教育部(DoDEA)太平洋東地区教育長が出席し、2日間で参加者が互いに友情を育むことや、本事業が参加者の将来に有益なものとなることへの期待を寄せ、挨拶を行いました。
(2)学生によるプレゼンテーション
(ア)1日目:11月5日(土曜日)

学生たちは、グループに分かれ、「カルチャーショックから得た日米友好」をテーマに自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
(イ)2日目:11月6日(日曜日)


学生たちは「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」をテーマに、様々なアイディアを出し合い、ほっき貝やミス・ビードル号等で有名な三沢市を広報するためのオリジナルのご当地キャラクターを考え、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
また、学生たちは、小檜山吉紀三沢市長やポール・A・ハックラン米海軍三沢飛行場司令官をはじめ、参加した来賓に対し、日米友好に対する思いや、2日間で学んだことについて紹介しました。
(3)閉会式(表彰式及び修了式)(2日目:11月6日)


日本側から宮本外務省北米局参事官及び小檜山三沢市長が、米側からポール・A・ハックラン米海軍三沢飛行場司令官等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。
3 参加した日米学生の感想(一部紹介)
- 日本とアメリカの違いも共通点もたくさん知ることができて、とても新鮮で面白かった。異文化を知り、体験することはとても楽しいものだと気付いた。(日本側の参加者)
- 日本の学生と深く関われる良いイベントだと感じた。これが長く続く日本とアメリカの友情の始まりになると良いと思う。(米側の参加者)
[参考]実施形態
- 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity: DoDEA)
- 後援:三沢市
- 開催協力:米軍三沢飛行場、青森県三沢市教育委員会